ｘ→□ (数学→算数)

　算数というものに触れたのは、恐らく小学校以来だろう。今改めてやってみると、問題を解くのは簡単だ(解けなきゃヤバい。ε-δどころじゃない)。ただ、教えるとなると話は別である。

　というわけで今日、塾のバイトで小学五年生に算数を教えた。何といっても相手は小学生。微分積分どころか、方程式も負の数も、恐らく従軍慰安婦も731部隊も、ウイグルの実状もチェチェン問題も、公明党が公明正大じゃないことも、そして何といっても大人の事情を知らないのである(大人でも知らない内容が含まれているのは気のせい)。なかなか大変だ。

　(上底+下底)×高さ÷２って懐かしいね。いやぁ懐かしい。あの頃が良かったと言うつもりはないけどね。一つ思うのだが、未知数を□とおくくらいなら、方程式教えちゃっていいんじゃね？ついつい□を使って方程式っぽい解き方を解説してしまった言い訳でもあるが。

　教育問題について述べるとキリがないのでこの辺にしておく。算数よりも数
学をやらなきゃいけないしね。